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死を意識することが生きる動力になる
先日、アップル社のCEOであるスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)のスタンフォード大学でのスピーチを観たのだが、これにとても感銘を受けた。





このスピーチは2005年6月、スタンフォード大学の卒業式で行われたもので『人生で得た3つのストーリー』として大学のホームページ上にも全文が掲載され、またたく間にネットにも広まり、今では伝説のスピーチとして伝えられている(らしい)。

私は特にアップル信者でもないし、他人の名言などもすぐに忘れてしまうのだが、たまたまwikiで読んだ彼の経歴がとても面白く、この動画を観るきっかけとなった。

感銘を受けた言葉をいくつかピックアップしてみる。



先を見越して「点を繋げる」ということはできない。
出来るのは過去を振り返って「点を繋げる」ことだけなんです。
だから将来、その点が繋がることを信じなくてはならない。


You can only connect them looking backwards.
You can't connect the dots looking forward.
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.



仕事はあなたの人生で大きな部分を占めることになるが、本当に満足をする唯一の方法は素晴らしいと信じる仕事をすることです。
素晴らしい仕事をする唯一の方法は、その仕事を愛することです。
もしまだ見つかっていないのならば、探し続けること、そして、妥協しないことです。


Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work, and the only way to do great work is to love what you do.
If you haven't found it yet, keep looking, and don't settle.




3つ目のテーマである「死」については、全文を通して一番心に強く響くものがあった。




「今日が人生で最後の日だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか」
Noという答えが何日も続いたら、私は何か変える必要があると知るのです。


"If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?"
And whenever the answer has been "no" for too many days in a row, I know I need to change something.




「人間は必ずいつか死ぬ」
小さい子供でさえ知っているこの世の常識を、若い頃はまだ実感出来なかった。「死」とは遠い未知の世界のことであった。
しかし、歳を重ね、身近な人間や昔から知っている有名人などの死に触れる機会が増えてくると、
「やっぱり人は死ぬんだ」
という実感がじんわりと朧にではあるが、確実に自意識の中へと入り込んでくるようになった。

そしてそういう時に決まって思うのは、
「私はこのまま死ぬのはイヤだ」
ということである。

「今日が人生で最後の日だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか」
この問いに対して今まで一体私は何回「No」と答えたのだろう。
あるいは、何年「No」と答え続けてきたのだろう。

私の母はこう言う。
「それが普通の人間なんだよ。やりたいことを本当にやってる人なんてごく僅かだよ。」
確かに、自分のやりたいことをやるにはそれなりの覚悟だとか努力だとか失うものだとか色々あるのだと思う。
でも、今はハッキリと分かる。
私の心が「これは違う」と叫んでいるのが。
だから変えるべきだと強く思う。この生活、この人生を。


さらにジョブズの言葉より。

無駄に誰かの人生を生きないこと。
他人の意見というノイズによって、あなた自身の内なる声、心、直感をかき消されないようにしなさい。


「他人の意見というノイズ」、私にとってこれは母の言葉以外の何ものでもない。
今まで母とはこんな話を幾度となくして、その都度やりきれない気持ちを味わってきたが、このジョブズの言葉ですべてが救われたような気持ちになった。

もしも私がこのスピーチの映像を2005年当時に観ていたとしても大した感銘は受けなかったと思う。
当時の私はまだ、このスピーチを感得するような精神を持ち合わせてはいなかった。
このスピーチのカタチが凸だとしたら、私の精神のカタチはまだ凹ではなかったのだ。
この6年間で経験したことが私の精神のカタチを凹に変え、そして今、ジョブズの言葉がピタリとハマった訳だ。


最後にジョブズはこう言った。

"Stay Hungry,Stay Foolish."

この言葉はジョブズのオリジナルではなく、彼が若い頃に愛読していた"The Whole Earth Catalog"という出版物の最終版の裏表紙に書かれていた言葉である。



実際の裏表紙の写真を見てみると、黒い背景に埋め込まれた素朴な田舎の風景。
どことなくロマンを感じさせるデザインだ。
世界に名を馳せる前の若き日の彼が影響を受けた一場面だと思って見ると感慨深いものがある。
最後にまさか他人の言葉で締めるとは意表を衝かれたが、なかなか素敵な言葉である。


それにしても真面目なスピーチのはずなのに所々で笑い声が起きていた。

"Windows just copied the Mac"
(ウィンドウズはMacの単なるコピー)

これがいちばんウケていたような。
真面目な場所で不快を感じさせない皮肉めいたジョークを飛ばす。
これもジョブズの人柄における魅力の一つなのだろう。


Transcript of Jobs' commencement speech (スピーチの原文)

http://sago.livedoor.biz/archives/50251034.html (日本語訳)



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